植物の「南天」を模した文様です。
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中国では「南天燭」、「南天竹」と呼ばれ、古来からみられた常緑低木で薬草としても用いられています。
日本には平安時代に渡来し、名称は簡略され「南天(なんてん)」と呼ばれたようです。
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日本では南天は「難を転ずる」に通ずるという事から縁起の良い木、幸いを招く木として栽培されてきました。 .
言い伝えだけでなく実際に薬用成分が含まれており、お赤飯の上に南天の緑の葉が置かれているのをご覧になったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?南天の葉には食べ物の腐敗を防ぐ成分が入っているそうです。
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また、火事除けにも良いといわれ家の鬼門、裏鬼門などに植えると良いと言われていたそうです。
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現在でもこの植物の名前を冠するお薬が存在しますね。
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花や果実の少ない冬に鮮やかな赤い可愛い実をつけるので、赤い実が喜ばれお正月の飾りとしてしても松竹梅と共に用いられています。
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吉祥文様としても用いられ、着物の地紋や帯の柄などに多く取り入れられています。
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最後までお読みくださりありがとうございました。
***yukihanakai***
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数年前より様々な文献を調べたり、産地を訪れ自分なりに勉強をしていた時に作成したノートを基に記しておりますので、このブログの内容は諸説ある中の一つでありますことをご了承くださいませ。