葡萄の房、つる、葉などで構成した唐草文様です。
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古代ギリシャやローマなどヨーロッパなどで建築の装飾や土器、織物の文様として用いられていたようです。
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葡萄は最も古い栽培植物の一つで、たわわに実る葡萄の実から豊穣の象徴とされていたそうです。
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その後シルクロードを経て中国に伝わり、仏教美術にも用いられるようになりました。
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日本には中国を経由して飛鳥時代に伝来し、釈迦如来像の台座や錦に残されているものがあるそうです。
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東京国立美術館に8世紀に作られた「褥」という絹製の錦織の敷物が保存されています。
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日本ではその後、錦の文様としてだけでなく彫刻や焼き物など様々なものに用いられたようです。
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現在でも着物の文様としても正倉院文様として染め、織など様々なものに用いられています。
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格調高い古典文様として好まれており、基本的には季節を問わず使用できます。
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葡萄だけを鮮明に写実的に描かれているものは、着用季節が秋に限定されてしまいますが、昨今盛行をみるボジョレーヌーボー解禁日のパーティーなどにお召しになられても素敵ですね。
最後までお読みくださりありがとうございました。
***yukihanakai***
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数年前より様々な文献を調べたり、産地を訪れ自分なりに勉強をしていた時に作成したノートを基に記しておりますので、このブログの内容は諸説ある中の一つでありますことをご了承くださいませ。