きもの姿の男性といえば、どんな職業の男性を想い浮かべますか?
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着物を扱う呉服屋さん、歌舞伎役者さん、和の伝統芸能に携わる方々、お相撲さんなど割と沢山いらっしゃいますが、最近大変注目されているのはなんといっても「噺家さん」ですね。
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2013年よりご縁があって応援させていただいている噺家さん、立川流二つ目『立川志の八さん』の落語会が先日行われ、お手伝いも兼ね、伺ってまいりました。
若くてスマートで親しみやすく、落語に詳しくない私でも構えることなく、わかりやすい表現が軽妙でとても心地いいお話をしてくださいます。
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現代の感覚でも違和感なく情景が目に浮かび、面白い表現にいつも友人と笑い転げ、日常の憂さをはらさせてもらっています。
私がまだ、男性の着付けに慣れていないころにも相談すると男性着付けのコツなども教えて下さる、とても優しく等身大で親近感を感じさせてくださる噺家さんです。
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しかしながら訳あって、今回はものすごく気迫を感じる会となりました。
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これからいよいよ真打ちを目指しての決起の会だったからです。
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もちろん話の内容はとても聴きごたえのある楽しいお話だったのですが、いつもの隣のお兄さん的な可愛さは消え、ご本人の後ろから炎がメラメラと立ち上るような気迫、迫力を感じてしまいました。
何かに一所懸命な方から感じるものすごく力強いエネルギーをいただいて帰ってきました。
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9月より真打ち昇進に向けて本気の公演が3公演つづきます。
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詳しい日程や会場などは「立川志の八公式サイト」に載っておりますので、ご興味ある方はご覧下さいませ。落語会にも是非ぜひ足を運んでみてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
***yukihanakai***
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