今回から『ご一緒にお着物ライフを楽しみましょう!!』というテーマで
お着物ライフを始めたい「初めてさん(o^―^o)」、すでにお召しになっているけれどもっとお勉強したい「熟練さん(o^―^o)」にも楽しんでいただけるよう、お着物の事を一つ一つ基本的なことから紹介させていただこうと思います。
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いざお着物ライフを始めてみよう!と思われても実際にどのようなものが必要なのか?なんとなく聞いたことがあっても名称など良くわからない?ということも!
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まずはお着物を着ているときに外側から見えるものから説明させていただきます。
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『お着物をお召しになる時に必要なもの』
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《外から見える物》
『きもの』
袷の着物、単衣の着物、織の着物(紬)、染の着物(柔らかもの)などがあります。ご着用前日にタトウ紙から出してハンガーにかけ、しわなどがないかご確認下さい。
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『帯』
形状が色々ありますが3.6メートル位のものは「名古屋帯(なごやおび)」4.2メートル位のものは「袋帯(ふくろおび)」です。最初からお太鼓の形が出来ている装着しやすい「付け帯」もあります。
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『長襦袢(ながじゅばん)』
ご着用前にお着物の裄(ゆき)の長さや袖の長さのサイズが合っているか確認します。半衿はついているか、ついている半衿が汚れていないかも確認すると良いでしょう。
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『半衿(はんえり)』
長襦袢の衿元に縫いつける布です。真っ白な物だけでなく刺繍が施されている物もあります。布の種類や色目、刺繍などで季節感を感じさせる物などもあります。
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長襦袢に縫いつけて使用しますが専門店で縫っていただくことも出来ますし、ご自身で縫い付けることも可能です。季節によって布の種類を換えます。
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『帯揚げ(おびあげ)』
帯枕をカバーする布です。お召しになった時に見えるのはわずかな面積ですが、色などが着姿のポイントとなります。季節によって布の種類を換えます。
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『帯締め(おびじめ)』
帯の構造を支える紐です。色彩の面でもコーディネートの要にもなります。通年同じものを使用できます。
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『足袋(たび)』
綿素材のものやポリエステルなどの伸縮する素材の物があります。暖かい素材のもの、涼しい素材の物などありますが。基本的には通年同じものを使用できます。
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今回はお着物をお召しになられているときの外側から見える物をご説明させていただきました。
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お着物ライフを楽しんでいただくため、初心の方でもわかりやすくご興味をもっていただけますよう、これからも一つ一つ丁寧に説明していけたらと思っております。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
***yukihanakai***
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お着物の事は地域や諸々の条件で必ず答えが一つとは言えないこともあります。
私自身が勉強したり、経験した中で得た一般的と思われる知識を記載させていただいておりますが、諸説ある中の一つの意見とお考えいただきますと幸いです。