今回は「ご一緒にお着物ライフを楽しみましょう!!その㉑ こだわりの紬」について紹介させていただきたいと思います。
『紬(こだわりの紬)』
本来紬は、養蚕農家が出荷できない繭を使い、自分たち用に織った日常着でした。
今でも全国各地で織られていて、生産地によって繭や糸の加工、織り方が少しずつ異なり、風合いも様々です。
特に格子や絣柄などカジュアルな紬には独特の特徴があります。
①好みの半衿をつけます。
白だけでなく、刺繍の半衿や染め柄の色衿などを自由にあわせられます。
②帯は染の名古屋帯や八寸帯、半幅帯などをあわせます。
趣味性の高い染帯や、ざっくりした風合いの八寸帯などをあわせます。
③帯揚げは少量みせるくらいで
光沢の少ない縮緬やしぼりのものを少量、狭く見せるとカジュアル感が増し、すっきり見えます。
④帯締めは細目のものをあわせます。
太すぎるとフォーマル感がでるので、細めの帯締めを。トンボ玉や印象的な帯どめなどをあわせるものよいでしょう。
⑤バックや草履は雰囲気にあったお好きなものを
竹や山葡萄などの自然素材の籠バッグなどをあわせても素敵です。
白、または色足袋に高さの低い草履や下駄などをあわせてもよいでしょう。
今回は「紬(こだわりの紬)」について紹介させていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
***yukihanakai***
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お着物の事は地域や諸々の条件で必ず答えが一つと言えないこともあります。
私自身が勉強したり、経験した中で得た一般的と思われる知識を記載させていただいておりますが、諸説ある中の一つの意見とお考えいただけますと幸いです。